
人のカレンダー
8月31日──わたしは殺される。その年の春から夏の終わりまで使われていたそのカレンダーには、ある一人の少女の、人生のすべてが記されていた。
イントロダクション
8月31日、わたしは殺される
それ以降の予定は白紙になっている。
これは、一つのカレンダーから始まる物語
『人のカレンダー』は“夏の終わりに殺されてしまう少女”の救出を目指す日常侵蝕型アドベンチャーゲーム(ARG)で、予定の書き込まれた実物のカレンダーがお手元に届きます。
一般的なアドベンチャーゲームとは異なり、実在するブログや学校サイトを実際に探索したり、作中のキャラクターとメールをすることで物語が進行し、徐々に彼女が住むある離島の秘密、そして彼女の運命が明らかになっていきます。
また『人のカレンダー』は、2025年4月から8月末まで、インターネット上で物語が1日1日展開されていくという特殊な形式の作品でもあり、リアルタイムARG(代替現実ゲーム)として展開。現在は、リアルタイム進行だった物語を再構築した『人のカレンダー Archive』を公開中です。
『人のカレンダー Archive』では、第四境界独自のシステム「BPS」を使用することにより、作中キャラクターのブログを始めとした実在するWebサイトが、プレイヤーの進行状況によって更新されていくほか、リアルタイムにメールが届いたり、架空のSNSが更新されていくなど、今までにない新しい体験として、物語を最初から最後まで追体験いただけるようになりました。
登場人物

デザイン:お盆
瀬戸内海に浮かぶ小さな島「鋳波島」で暮らす高校三年生。2025年の夏、彼女は島の伝統的な祭り「夏来祭」の巫女に選ばれることとなった。
彼女の私物である卓上カレンダーには、ひと夏の予定がすでに書き込まれている。カレンダーの締めくくりとなる8月31日、そこには「私は殺される」の文字が──
「人の財布」シリーズ

「人の財布」シリーズは、誰かが持っていた持ち物を購入するところから始まる、第四境界を代表する日常侵蝕ゲーム(ARG)です。
それぞれの作品は独立しており、作風も作品によって異なります。その持ち物を使った独自の体験をお楽しみいただけます。
シリーズ作品

これは縁あって私のもとに流れ着いた謎多き財布。このような『失くし物』には、上質な『物語』がたいそう詰まっているものだ。

【18歳女性】株式会社ギビングリリーフこちらの給与明細をお譲りいたします。

2010年 暁ヶ丘小学校 5年2組。小笠原 紗菜 / 生駒 ねね / 古賀 峰花 / 藤岡 満里奈 によって書かれた交換日記。彼女たちは人殺しです。

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プロダクションノート

『人の財布』シリーズの第四弾となる、『人のカレンダー』。「リアルタイム型ARGとパッケージ型ARGの融合」という、不可能と思われた概念に挑戦した意欲作です。
最初の販売時は、4月から8月31日までのリアルタイム進行。それ以降は、境界律システム「BPS」を使用することで物語の内容を変えることなく、それぞれのペースで楽しめるパッケージ型ARGに変換することを実現しました。
また、リアルタイム進行期間中も全体戦ではなく個人用の体験になっており、コンテンツの多くが無料で体験できるように設計されていたことから、作品への参加者は15万人を突破。運命の日である8月31日には、複数のワードがXのトレンド入りを果たすなど、非常に多くの注目を集める作品となりました。









