
人の交換日記
彼女たちは人殺しです──そんな告発文と共に、現実のフリマサイトで売られていた、一冊の交換日記。女子小学生5人による交換日記には、ある恐ろしい計画が書き残されていた。
イントロダクション
2010年 暁ヶ丘小学校 5年2組
小笠原 紗菜 / 生駒 ねね / 古賀 峰花 / 藤岡 満里奈 によって書かれた交換日記。
彼女たちは人殺しです。
これは、一冊の交換日記から始まる物語
『人の交換日記』は、「人殺し」と称された4人の女子小学生が綴った交換日記を紐解いていく日常侵蝕型アドベンチャーゲーム(ARG)です。
この交換日記はフリマサイト「メルカリ」で実際に販売され話題となり、わずか50分で完売。商品説明には「2010年暁ヶ丘小学校5年2組 小笠原 紗菜 / 生駒 ねね / 古賀 峰花 / 藤岡 満里奈によって書かれた交換日記。彼女たちは人殺しです。」と記載されており、ご自宅にこの交換日記が実際に届きます。
プレイヤーは、88ページにも及ぶ5人用の交換日記に書かれた内容を紐解き、交換日記の出品者とやり取りをしながら、ある事件の真実に迫っていくことになります。
商品には交換日記の電子版も付属しておりますので、実況のほか、通話ツールを使用したオンライン協力プレイも行っていただけます。
「人の財布」シリーズ

「人の財布」シリーズは、誰かが持っていた持ち物を購入するところから始まる、第四境界を代表する日常侵蝕ゲーム(ARG)です。
それぞれの作品は独立しており、作風も作品によって異なります。その持ち物を使った独自の体験をお楽しみいただけます。
シリーズ作品

これは縁あって私のもとに流れ着いた謎多き財布。このような『失くし物』には、上質な『物語』がたいそう詰まっているものだ。

【18歳女性】株式会社ギビングリリーフこちらの給与明細をお譲りいたします。

8月31日、わたしは殺される。それ以降の予定は白紙になっている。

coming soon

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プロダクションノート

『人の財布』、『人の給与明細』の連続ヒットを受け、「これまでの集大成となる作品を作る」という意気込みで始まったのが、本作『人の交換日記』のプロジェクトです。
「ARGは謎解きゲームではなく物語体験である」というコンセプトを前面に打ち出し、ロジックミステリーとしての完成度はもちろんのこと、「ARGはどこまで物語性を追求できるのか」というテーマに本気で挑んだ、かつてない作品でもあります。
実際にフリマサイトで販売される導入や、D4-mail、D4-messageといった後に境界律システム「BPS」のベースとなる機能も話題となり、発売後には非常に高い評価を得た作品となりました。


