
人の給与明細
死亡手当、遺品代……不穏な項目が並ぶ誰かの給与明細。持ち主は果たして誰か。そして、ギビングリリーフという会社の正体とは──。真相に迫るたび、あなたは予想外の世界へと巻き込まれていく。
イントロダクション
【18歳女性】株式会社ギビングリリーフ
こちらの給与明細をお譲りいたします。 ただし、ギビングリリーフという会社にご注意ください。
これは、たった一枚の給与明細から始まる物語
『人の給与明細』は、あなたが手に入れた「たった一枚の給与明細」から始まる物語であり、謎解き要素のあるARG(代替現実ゲーム)です。
あなたはこの“他人の給与明細”を実際に購入し、未開封のそれを自分の手で開封するところから物語が始まります。もちろん給与明細は実物であり、本物です。
この給与明細はギビングリリーフという会社が発行したもので、持ち主の名前は不明ですが、18歳の女性であることが分かっています。
一方のギビングリリーフは、ネットで検索すると公式サイトがヒットするほか、「株式会社ギビングリリーフはブラック企業!? 評判や噂を徹底調査!」という謎のブログも発見することができます。
そのブログには、ギビングリリーフの黒い噂が書かれていますが、果たしてギビングリリーフはどのような企業なのでしょうか。そして給与明細の持ち主はどのような人物なのでしょうか。
追加コンテンツ
「人の財布」シリーズ

「人の財布」シリーズは、誰かが持っていた持ち物を購入するところから始まる、第四境界を代表する日常侵蝕ゲーム(ARG)です。
それぞれの作品は独立しており、作風も作品によって異なります。その持ち物を使った独自の体験をお楽しみいただけます。
シリーズ作品

これは縁あって私のもとに流れ着いた謎多き財布。このような『失くし物』には、上質な『物語』がたいそう詰まっているものだ。

2010年 暁ヶ丘小学校 5年2組。小笠原 紗菜 / 生駒 ねね / 古賀 峰花 / 藤岡 満里奈 によって書かれた交換日記。彼女たちは人殺しです。

8月31日、わたしは殺される。それ以降の予定は白紙になっている。

coming soon

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プロダクションノート
『人の財布』の次作の制作が決定した際、目標としたのは「人の財布の反省点をことごとく解消する」ということでした。すなわち、「値段が安く」、「売り切れず」、「プレイ時間が短く」、「実況に耐える」という4点。
『人の給与明細』のコンセプトは、「大学生4人がファミレスで2時間程度でクリアできるARG」というものでした。
本作は、様々な発明的要素が最初に持ち込まれた作品でもあります。LINEによるコミュニケーション、実写映像、アフターストーリーなど、すべてこの作品から始まりました。
Webサイトの制作には、「Project:;COLD」シリーズでタッグを組んだWeb制作会社イロコトが参加。デザインのリアリティばかりでなく、数万人規模のプレイヤー数にも耐えられる強力な環境構築を実現しました。




