
行き場のなくなったポケットティッシュ
とある倉庫の隅に置き去りにされた、ポケットティッシュ。誰が何のために作ったものかはわからない。しかし、もしもあなたが手に入れたのなら、思いがけない事実に出会うかもしれない。
イントロダクション
さまざまな理由で行き場を失ってしまったポケットティッシュが出てくるカプセルトイ。
架空の広告からメールを送ると返事が来るなど、世にも珍しい体験型ティッシュ
デザインは全4種類で、「私のお葬式の参列アルバイト募集」や「阿峨草村の空き家差し上げます」など、選りすぐりのポケットティッシュをご用意いたしました。
4種類のうち3種類にはメールアドレスやQRコードが記載されており、たとえば実際にメールを送ると、相手から返事が戻ってくるようになっています。届くメールには不穏な画像が添付されており、そこからさらに物語が広がっていきます。
また、QRコードの場合は、架空の掲示板や謎のフォームに繋がるようになっており、中には分岐が発生するものもあるなど、それぞれのポケットティッシュによって、異なる体験をお楽しみいただけます。
そして残された1種類のポケットティッシュには、メールアドレスなどの記載がない代わりに、何者かの手によって“謎の紙切れ”が入れられています。
この紙切れは、阿峨草村という架空の村の広報誌の一部です。広報誌はとある事情により20等分されており、購入店舗の都道府県によって、出てくるピースが異なります。各都道府県の購入者が協力してピースを集めて広報誌を完成させることで、重要な情報が手に入るようになっていました。
プロダクションノート
『Project:;COLD case.674 ALTÆR CARNIVAL』の作中ギミックにおいて、全国に散らばった情報を一カ所に集めるという体験を実現するために始まった企画です。当初は、これ自体が独立した作品という意識すらなく、スタッフが集まってガチャガチャのカプセル詰めをした苦い記憶だけがやけにはっきりと残っています。
全国のショップで頒布開始後は予想外に話題となり、後に単独の商品として売り出されることが決まりました。現在は、ベースとなったProject:;COLDの企画との乖離が生じている状態であることから、販売を停止しています。
この紙切れは、阿峨草村という架空の村の広報誌の一部です。広報誌はとある事情により20等分されており、購入店舗の都道府県によって、出てくるピースが異なります。各都道府県の購入者が協力してピースを集めて広報誌を完成させることで、重要な情報が手に入るようになっていました。